エリア別・おすすめスキーリゾート|ニセコ・ルスツ
- SKI Resort ニセコHANAZONOリゾート ニセコアンヌプリ国際スキー場 ニセコビレッジスキーリゾート ニセコ東急 グラン・ヒラフ ルスツリゾート
- AREA ニセコ・ルスツ
- CATEGORY スキー&スノーボード
ニセコ・ルスツってどんなところ?
「JAPOW」の発祥の地ともいわれる、世界的にも有名なパウダーの聖地ニセコ。シンボリックな羊蹄山を挟んだ向こうには、同じく北海道No.1スケールのルスツリゾートも控えています。コンスタントにたっぷりと降る雪と、これ以上ないくらいの極上の雪質。その恵まれた条件が豊かなフリーライド環境を生み出しています。
標高1,308mのニセコアンヌプリ山麓に広がる「ニセコHANAZONOリゾート」「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」「ニセコビレッジスキーリゾート」、そして「ニセコアンヌプリ国際スキー場」という4つのスキー場が「ニセコユナイテッド」と呼ばれる巨大なスキーエリアを形成。これらは山の上部で連結し、相互に行き来が可能。同じ山にありながらも違った個性を持っています。
また、ニセコほどバックカントリーにアクセスしやすい山はないともいわれています。ゲレンデに設置されている11のゲートからは、広大なバックカントリーフィールドでの滑走が可能です。ニセコにはバックカントリーガイドサービス会社やキャットスキーオペレーションも複数あります。
ニセコに近く、単体リゾートとして北海道最大の規模を誇るのがルスツリゾート。美しいツリーランや豊かな自然地形を活かしたサイドカントリーで滑走が楽しめます。また、尻別岳へのヘリスキーオペレーションなど、海外のスキーヤー・スノーボーダーを魅了するコンテンツが揃っています。
エリアの山の特長
JAPOWのルーツともいわれるパウダーの聖地ニセコ。ニセコのパウダースノーは世界で最も有名な雪かもしれません。ニセコ連峰は北海道の西部にある火山群で、倶知安町側のニセコアンヌプリ(1,308m)から東西約25km、南北15kmに及び、1,000m級の山々が連なっています。スキー場の名前にもなっているニセコアンヌプリやワイスホルン、イワオヌプリ、チセヌプリなど、そのほとんどがバックカントリー滑走が可能です。ニセコ連峰を代表するのは、日本の蝦夷富士といわれる羊蹄山(1,898m)。その独立峰の美しさは、、ニセコのシンボルとして世界中のスキーヤー・スノーボーダーの憧れを集めています。
ニセコ独自で設定した「ニセコルール」をはじめ、スキー場内にもパウダーを気軽に楽しめるコースが年々拡大し、スキー場運営サイドや地元の努力によって、パウダーを滑るための環境が整備され、パウダー愛好者の意識も高まり続けています。
エリアの気象や雪の特長
北海道では冬型の気圧配置が強まると、湿った空気が北西からの風に乗り北海道の西海岸地域に入ってきます。それが日本海に面したニセコ連山の斜面を上昇するにつれて極度に冷やされることで空気が再び雪雲を形成し、大量の降雪をもたらすのです。このエリアに降る雪は量だけでなく、クオリティも規格外。冷たく乾燥した空気が高い山を越えることで内陸部ならではのドライパウダーとなるのです。
ニセコでは冬期シーズン中80~100日間、雪が降っているという観測データもあり、北海道内でもニセコほどパウダーのリセット率が高いところはないといわれています。一方でトップシーズンには、標高1,000m以上の場所では強風のためリフトがクローズされることも少なくありません。4月~5月の春期になると天候も安定して、降雪も一気に減ってきます。
エリアのおすすめスキー場
多彩なコースバリエーションとすばらしいナイター
ニセコ グラン・ヒラフ | NISEKO Mt RESORT Grand HIRAFU
ニセコユナイテッドでも最も大きく、ニセコの中心部に位置するグラン・ヒラフ。Steep&Deepなテクニカルなフェイスから、きれいなグルーミングバーンまで実に多彩なコースを持っています。また、グラン・ヒラフの大きな魅力のひとつがナイター。8コースの滑走面積とコースバリエーションは日本最大規模を誇ります。
2つのスキーセンターや高速8人乗りゴンドラ、雪の広場など雪上の優れた環境に加え、ベースタウンには多彩な宿泊施設や飲食店が密集し、周辺には良質な天然温泉も湧出しています。泊まる・食べる・癒しと大充実。そのどこでも英語で過ごせるという驚きのインターナショナルビレッジです。
https://www.grand-hirafu.jp/winter/gelande/
JAPOWのここまでのロングライドは他にない
ニセコビレッジスキーリゾート | NISEKO VILLAGE
コース数は30とニセコユナイテッドの中で最も多く、架かるゴンドラは3本と機動力もバツグン。リゾートの下部は緩やかな斜面が多いため、パウダー初心者の練習にはもってこい。上部は上級者向けの急斜面や非圧雪、ツリーランなど、魅力的なコースがひしめいており、どれも長く、起伏と変化に富んでいます。
また、麓には「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」「ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ」「ヒルトンニセコビレッジ」「東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ」「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」らの宿泊施設と複合施設「ショッピング&ダイニングエリア」がゲレンデに直結していて、とても便利です。
https://www.niseko-village.com/ja/white/mountain/
あらゆるニーズに応える13コースと抜群の景観
ニセコアンヌプリ国際スキー場 | Niseko Annupuri International Ski Area
ニセコアンヌプリの南西方向に広がり、なだらかでワイド幅の初心者向けのコースから、グルーミングされた中斜面、4000mのロングラン、パウダーツリーランが楽しめるコースまで全13コース。どんな滑走レベルや志向のスキーヤー・スノーボーダーでも満足できる懐の深さです。ロケーション的に見通しがよく開放感にあふれ、ニセコの中でも景観が抜群なのも魅力です。それでいてニセコグラン・ヒラフほど混んでおらず、意外と穴場的な存在です。
ニセコナイテッドの中で、バックカントリーへのゲートが一番多いのも特長で、アンヌプリ山頂を登山で目指せるバックカントリーゲートがあります。
すべてが揃ったオールマイティなリゾート
ニセコHANAZONOリゾート | Niseko Hanazono Resort
「ニセコHANAZONOリゾート」は最も東側に位置し、 位置的にはニセコエリアで最も雪が積もりやすく、パウダースノーが長続きする条件が揃っています。そこにJAPOWの溜まった美しいツリーランエリアが広がっています。ニセコグラン・ヒラフからアクセスしやすく、バックカントリーエリアから再びゲレンデへ戻ってくる流れで利用度も高い。下部には高速リフトで回せるパークもあり、ジャンプやジブ好きなスノーボーダーで賑わいます。 HANAZONOリゾートセンター前にはチューブパークもあり、キッズも大喜び。
また、リゾート直営のバックカントリーガイドサービスHPGも海外ゲストに大人気です。変化に富んだコースと、パウダーからパークまで揃ったオールマイティさが魅力のリゾートです。’21₋22季はシンフォニーゴンドラの新設とHANAZONO第一リフトが架け替えられ、さらに機動力と快適性が向上、ますます注目が集まっています。
https://hanazononiseko.com/ja/
一度は訪れないともったいないニセコの隠れ家
ニセコモイワ|NISEKO MOIWA
地理的条件からニセコの中でも積雪量が多く、ときには胸までのディープパウダーが積もります。規模は小さいながら末広がりの滑りやすいコースに羊蹄山の絶景が望めるモイワ。ゲレンデのコースの脇には自然地形が豊かな美しい森が広がり、まさにナチュラルパーク。モイワの「バックボウル」はとても有名なパウダースポットです。特に一晩で積もる雪の量の多さは評判で、モイワの朝イチはメインリフト前に長い列ができる日も少なくありません。
ニセコビレッジの中心部から少し離れているため、静かでのんびりした雰囲気を持ち、「ニセコの隠れ家」として人気が高いのです。
圧倒的なスケールとサービスクオリティ
ルスツリゾート|RUSUTSU RESORT
ニセコと羊蹄山を挟んだロケーションにあるルスツリゾート。「ウエストMt.」「イーストMt.」「Mt.イゾラ」の3つのピークに37ものコースがレイアウトされていて、総滑走距離は42km、単体リゾートしては日本一です。その広大なフィールドをフード付きリフト&ゴンドラで快適に移動できるうえ、滑走距離あたりのリフト券料金は最安値という、極めてユーザーフレンドリーなリゾートです。
ルスツはニセコより内陸部に位置するため、際立ったドライな雪質にも定評があります。12月~2月は断続的な降雪により、毎日のようにリセットされたパウダーライドが楽しめます。豊富な非圧雪コースやツリーランの美しい森、自然地形を活かしたサイドカントリーパークや、きれいなグルーミングバーン、ロングコース、ナイター、なんとヘリスキーまであるのです。加えて多彩なホテル・コンドミニアム、さまざまなスノーアクティビティまで、フルラインナップ。スキーリゾートが提供できるすべてが揃ったパーフェクトマウンテンです。
ニセコ⇔ルスツの周遊もぜひ挑戦してみよう
ニセコユナイテッドとルスツリゾートは、羊蹄山を挟んだご近所さん。どちらの山も北海道有数のビッグスケールで、雪質もいずれもJAPOWそのものです。けれども山の個性や滑りを楽しむコンテンツにはそれぞれ特長があります。
ニセコは混雑し過ぎているからルスツへ滑りに行く、長期滞在している間の気分転換に小旅行気分でルスツに行く、などニセコに滞在している海外ゲストがルスツリゾートに滑りに出かけることは、とてもポピュラーです。また、ルスツに滞在しているファミリーのお父さんが家族に自由時間をもらってニセコに日帰りで滑りに行く姿もよく見られます。
ニセコとルスツ間のアクセスは約1時間。レンタカーやタクシー、公共機関ならば道南バスと各種のシャトルバスを使えばOKです。
外国人ゲストが大喜びのニセコグルメスポット
ニセコローカルに外国人ゲストに人気の飲食店を聞いてみました。
KAMIMURA
https://www.kamimura-niseko.com/
KAMIMURAは、世界のスキーリゾートとして知られるようになったニセコにあるフレンチレストラン。北海道のすばらしい食材とリゾートでのリラックスした時間を提供。
Bang Bang
30年以上もローカルによって運営されてきた、ニセコで最も人気のある居酒屋店の一つ。木の温もりに溢れた山小屋風の雰囲気が海外ゲストにも大人気。北海道の新鮮な魚介や地元ニセコで採れた野菜など、旬の食材を活かした料理を提供。
Musu
ひらふ交差点に建つ Odin Place の2階にあるお洒落なビストロ&カクテルバー。落ち着いたモダンな雰囲気と北海道の食材を活かしたカジュアルなメニューが海外ゲストに人気。メニューはInstagramをチェックしてみましょう。
らくいち そば
https://www.rakuichisoba.com/homejapanese
ニセコの有名そば料理店。100%地元産のそば粉を使用したオーナーのこだわりあふれる手打ちそばは絶品。北海道の海の幸・山の幸をふんだんに取り入れた「そば懐石コース」が人気です。ランチとディナーは予約制。
Jojo’s Café
https://www.nacadventures.jp/jojos-restaurant
オーナーはオーストラリア出身でNAC(Niseko Adventure Center)をオープン、ニセコに海外観光客を呼び込んだ最初の人として有名。NACの2Fにあり、開放的なオープンテラスで羊蹄山を眺めながらいただくオリジナルバーガーが人気。その他の西洋料理も美味しい。
% アラビカ ニセコ ヒラフ 188
https://arabica.coffee/location/arabica-niseko-hirafu188-kiosk/
ヒラフのメインストリートにある高品質のコーヒー専門店。海外の香港が1号店で、日本では京都とニセコにあります。お洒落な外観がSNS映えすると評判。看板犬のワンちゃんも可愛いと人気です。
Tsubara Tsubara
北海道のソウルフードとされる「スープカレー」の名店。新鮮な地元食材を和風だしのスープでいただきます。辛さも選べ、野菜や肉、チーズなどのトッピングも豊富。ひらふエリアにあり、店内は和のテイストで日本情緒に浸れます。
寿司 加藤ニセコ
本格的な江戸前寿司と蟹しゃぶ・焼タラバや新鮮なウニ・魚介類を提供するヒラフの最高級の寿司レストラン。職人さんが英語で和食メニューを紹介してくれます。モダンなデザインの空間でBARも併設。カウンター席ではシェフの握りがじっくりと見物できます。
Toshiro’s Bar
ヒラフスキー場の景色を眺めながら素晴らしいカクテルが楽しめるバー。オリジナルのカクテルが大人気で、ここでしか味わえない味がたくさんあります。日本産を中心に定番ものから入手困難なレアなウィスキーも集めています。
Gyu Bar
1999年から営業しているコカコーラのアンティーク自販機が入り口の隠れ家Barは、ニセコで最も人気のあるカクテルバーの一つ。世界のお酒とレコードが集まっています。窓の外にライトアップされた雪景色を見ながら、カクテル、シングルモルトウィスキーが楽しめます。