北海道スキートリップの魅力を世界の有名リゾートとの比較から紐解く!
海外スノートリップに行こう! と思ったら、その行先は地球上に5,000ヵ所以上あります。
そのなかでまず「NIPPON」を選択し、さらには「HOKKAIDO」を旅先に選んで、北海道を訪れる海外ゲストたち。北海道が世界のリゾートと何が違うのか? を考えてみましょう。
最大の理由、それは世界で類を見ない「理想の都市滞在型リゾートライフ」が叶うこと
旅の楽しみはいろいろ。ですが、特に海外スキー・スノーボードを目的とした旅では、世界共通に誰もが求める「こうだったらいいな」は、こんな理由ではないでしょうか。
・できる限り快適に、便利に旅したい!
・滑ることを最大限に楽しみたい! いい雪で気持ちよく滑りたい、おもしろい山で楽しく遊びたい
・その土地ならではの美味しいものを食べたい!
・滑るだけでなく、観光やショッピングもしたい!
・その国の文化にふれる体験もしたい!
こんなに欲張りなニーズに応えられる「なんでも揃っている都合のいいところ」が、地球上にあるのでしょうか? あるのです! 日本の北海道こそ、最高クオリティの雪がたくさん降るおもしろい山・ご当地グルメ・観光&ショッピング・文化体験とすべてを備えた、世界でも類を見ない理想の旅先といえるでしょう。それを実現するのが「都市滞在型リゾートライフ」という画期的な旅のスタイルです。
行き先は、北海道のハブとなる札幌と旭川。いずれも北海道の豊かな大自然を擁しながら都市の高い機能性を備え、生活圏でありながらリゾートでもある「暮らすように遊ぶ」ことができる非常にユニークなところなのです。
海外の有名リゾートとちょっと比べてみると
海外を見渡してみると、スキー・スノーボードの盛んな北米・ヨーロッパなどでは、国を代表するような有名リゾートがあります。例えばカナダならウィスラー、アメリカならヴェイルやアスペン、フランスならシャモニー、イタリアならスーパードロミテ、スイスならツェルマットやSt.モリッツ、オーストリアならキッツビューエルやサンアントンなどでしょうか。けれど、それらのどれもが最寄りのゲートウェイから車や鉄道で何時間も走らないとアクセスができません。
札幌とアウトラインは似ているSalt Lake City
札幌や旭川のように、空港に直結した大都市で、自然豊かで、大きなスノーリゾートがすぐ近くにあるといえば、USAユタ州のSalt Lake Cityがあります。Salt Lake City の都市圏は人口約126万人、サイズ感は札幌市と似ています。そして、Salt Lake Cityも札幌同様に冬季オリンピックが開催された冬を象徴する国際都市。こちらも車で45分走ればアメリカを代表する人気のSnowbirdほか、Park cityやDeer Valleyなどのリゾートも隣接しています。
やはりここもドライパウダーでは世界的に有名で年間平均降雪量は12.8mもあり、スケールも大きいため、滑る点でも札幌や旭川の対抗馬になりそうです。しかし、北海道が圧倒的に強いのは、他のファクターです。欧米人から熱狂的に支持されているのが日本の「食」の多彩さです。加えて、日本独自の文化や景観の美しさも、外国人が日本へ旅行をする大きな理由となっています。
札幌ステイ
札幌市の周辺には、車で1時間ちょっとあれば札幌国際スキー場、キロロスノーワールド、サッポロテイネ、ルスツリゾートなどにアクセスができます。都市にそんなに近いにもかかわらず、そこに広がるのは北海道ならではの極上パウダーフィールド。ちなみにキロロと札幌国際、ルスツの年間積雪量を見てみると…こんなに雪が降っているのです!
これらのリゾートが札幌から十分に日帰り圏内です。ちょっと頑張って早起きをしてバスに乗り込めば、ニセコへの日帰りトリップもできるんですよ!(片道約3時間)ニセコといえば、世界最高クオリティのパウダースノー「JAPOW」の発祥の地。そのパウダーの質と量は桁違い、ハイシーズンの間はほぼ毎日雪が降っています。
札幌の魅力を世界でも特別にしているのは、雪に加えて豊かな食や観光資源です。四方を海に囲まれた豊かな大地の北海道は、海と山の恵みにあふれた美食の宝庫。札幌では、海鮮市場から仕入れられる新鮮なシーフードがたらふくいただけます。ちなみに札幌市には飲食店は約8,500店(2022年12月現在)もあるんです! なかでも札幌ラーメンは外国人ゲストに人気No.1です。
そして、札幌といえば巨大な雪像で有名な「さっぽろ雪まつり」や、夜のすすきの歓楽街、北海道に古くより継承されてきたアイヌ文化に触れられる「アイヌ文化交流センター」も見逃せません。半日あればフォトジェニックな運河の街、小樽の散策を楽しむこともできます。
旭川ステイ
旭川の周辺には10月には初冠雪のある標高2,291mの旭岳を最高峰とする大雪山系が広がっています。この大雪山系を起点に南北約200kmに広がる地帯は「北海道パウダーベルト」と呼ばれ、ありのままの自然のワイルドな山岳から、整備されたスノーリゾートまで、さまざまな滑走フィールドがあります。旭川から大雪山旭岳までは車で約1時間、カムイスキーリンクスへは30分、富良野スキー場へは1時間半あればアクセス可能です。
近年、このパウダーベルトのバックカントリーやリゾートを、その日の天候や雪のコンディションに合わせて滑り歩くスタイルが熱い注目を浴びています。旭川に滞在すれば、パウダーベルトへのアクセスも便利。一例として、「OMO7旭川 by 星野リゾート」に滞在すれば、4カ所の旭川周辺のパウダーベルトスポットへのシャトルサービスも利用できます。
天気が悪くて山に上がれない日でもがっかりする必要はありません。動物の野生行動が見られることで有名な「旭山動物園」や、北海道のクラフトビールを味わえるビアレストランでジンギスカンも楽しめます。旭川中心部には約2,000店の飲食店、そして、免税で最新製品の買い物ができる電気店もたくさんあります。円安の今は、特に絶好のチャンスです! (2022年12月現在)
ゲートウェイに直結した札幌・旭川
北海道へやって来る海外ゲストの多くが千歳空港か旭川空港に乗り入れます。北海道最大の都市・札幌は、新千歳空港から電車で30分ちょっと、人口約200万人(日本国内第5位)で、有名な乳製品やビールブランドなどを生み、IT革新も時代の先を行く産業都市でもあり、日本有数の観光都市でもあります。例年2月に開催される「さっぽろ雪まつり」は世界中から200万人もの観光客を集めています。
一方、旭川は北海道の中央に位置し、旭川空港から車で30分、人口33万人ほどの観光や交通の要所となる北海道第2の都市です。
2つの都市の周辺には規模の大きなリゾートが点在していて、周遊が楽しみやすいのも特徴です。広大な地理的条件からも車文化が浸透しているため、道路環境も整っています。道が広くて走りやすい、直線の道が多くて見通しもよい、など地理的な利点に加えて、インバウンドニーズからも外国語によるドライブサポートが充実しています。
新千歳空港・旭川空港ではレンタカーも外国語対応が可能。北海道の詳細なドライブマップが多言語で用意されているので、外国人ゲストでも安心してレンタカーでの周遊を楽しめます。レンタカーを借りて札幌・旭川に滞在し、その日のコンディションに合わせて雪山へ、観光地へと自由気ままに駆け回る新しい旅のスタイルの人気も高まってきています。